オラクルカードなどによくある「ジャーナル」とは

最近書店でも「ジャーナル」というものが売られていたり、カードに「ジャーナル」というものが付属していたりするようです。
カード占いにおける「ジャーナル」とは書き込み式の練習帳のようなニュアンス。
昔はカード占いをする際、大学ノートなどに記録する人が多かったようですが、何を書いていいのかわからない、という人向けなのか、最近はおしゃれな表紙で、中に書き込みするだけのものがわざわざ売られるようになってきているのです。

2000年代頃から出始めた?

以前発売されていた「オラクルカードダイアリー」では、毎日1枚引くということを念頭において、記録したり結果をあとで見返したりということを意識して作られていました。
年間のページ、月間のページももちろん存在はするのですが、メインとしては日々のカードの記録という意味合いが強かったようです。

これにより、とにかくオラクルカードに慣れる、オラクルカードと仲良くなっていく、もっとオラクルカードを深める、という目的が生まれてきたのでしょう。
テーマなども設けられていたので、何を占えばいいかわからないという方でも使える仕様となっていました。
ジャーナルでは、それをさらに発展させた形にしてトータルで見ていくことができるようになりました。

他にはどんなタイプがあるの?

たとえば「オラクルカードレッスンジャーナル」では、4パートにわかれた32のレッスンを順を追って質問に答えていくだけで、なかなか気づかない自分の本心がわかる、というのです。
「わたしと、とことん向き合う」がキャッチフレーズになっているので、自分が本当は何を望んでいるのかよくわからない、という方にこそ使っていただきたいもの。
もちろんダイアリーの頃の1枚引きだけではなく、スプレッドを使ったリーディングについても紹介されているので、上級者の方も楽しめます。

どうせ使うならカワイイものがいい!

人気のhosi7さんも「タロットオラクルカードジャーナル」を発表されています。
ご自身のミルキーウェイタロットなどのメッセージを記録する「ノート」という位置づけですので、さほどページ数は多くありません。
ですがhosi7さんのイラストがお好きな方や、おそろいで使いたいという方には非常に好評です。
新月や満月のリーディングの記録なども、レイアウトのページがあるので使いやすいでしょう。
価格が少し高めであることがネックになりそうですが、幻想的でかわいらしい表紙も人気になっています。

オシャレな感じのものなら

話題の「風の時代のアリスタロット」でもタロットジャーナルが付属しているものがあります。
こちらもリーディング日記帳というような位置づけになっていて、サイズもA6と持ち運びに便利。

スプレッドやフリースペースなどのシンプルな構成になっているので、気づいたことをたくさん書きたい方や、複雑なスプレッドをされる方にも。
他のジャーナルではカードの位置が書いてあるものもあり、スプレッドが限定されてしまいますがこちらなら安心です。
ちなみに以前はジャーナルのみの単体販売もされていたようですが、2023年1月現在はカードとのセット販売のみとなっているようです。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらのタロットにはエンジェルナンバーもカードに記載されているので、そのナンバーを書くスペースもあるそうです。
また罫線が入っていない(実際は最近はやりのドットが入っていて文字がきれいに書きやすい)ので、自由に書き込みできるものになっています。

占いは練習でも記録が重要!

鑑定でも練習でも、記録を残しておき後で振り返ることは非常に重要です。
「こういう解釈もできた」「こういう見方でもよかったかも」と学びの機会につながります。
ささいな質問であったとしても、まずはどんどん記録し続けましょう。

あまりリーディングがうまくないからとか、書いておいてもしょうがない、などと思うなかれ。
以前から同じカードがよく出るなど、あれっと思う時が出てくるものなのです。
誰に見せるわけではありませんので、自分が感じたことを何でも書き留めておくことをおすすめ。

同じカードでもその時により違う解釈をすることもありえるのです。
まずは楽しみながら少しずつお試しください。