現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回は俳句オラクルを取り上げます。
俳句×オラクル!?
まずオラクルカードに「俳句」ときているので、わたしたち日本人は「おっ」と感じることでしょう。
カードに有名な俳句が書かれていて、そこから何かを感じ取る仕様かな、などと感じた方もいるようです。
ところがそうではありません。
何とフランスのオラクルカードなのです。
俳句をフランスの感性でアレンジ、日常を詩的に表現したものである、とのこと。
気になるサイズ感は?
カードの大きさは約7センチ×約12センチと、オラクルカードながらタロットのスタンダードサイズと同じになっています。
タロットに慣れている方は扱いやすいかもしれませんね。
カードは45枚で、一般的なオラクルカードとほぼ同じくらいです。
しっかりしたボックスに入っていますので耐久性もバツグン。
ちなみに裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はありません。
どんなカード?
メーカーはArcana Sacra社。
これまでにもさまざまなオラクルカードなどを発表しており、日本のアマゾンでも知られるようになってきています。
テレビ番組でも人気を博している「俳句」ですが、ある意味世界でもっとも短い詩ということで、その奥には驚きであったり、悲しみであったりと、大きな感情(感動)が隠されているのです。
昔から日本人にはなじみのあるこの「俳句」のエッセンスが、今カードではやさしいタッチの絵柄と実によくマッチしています。
上部には通し番号とカード名、そして下部には短いメッセージのようなものが記載されています。
いわゆる枠のないボーダーレスなデザインになっていて、大きく絵が楽しめるようになっています。
日本語解説があれば…
フランス語の解説書は60ページ超におよぶボリューム。
残念ながらオラクルカードによくある「日本語解説版」が存在しないため、翻訳がかなり大変ではありますが、力の入れ具合がわかるというものです。
幸いなことに、一部ネットショップにおいてはオリジナル作成の日本語訳一覧がサービスで付属するよう。
こちらでどういうものを示すカードであるかはある程度理解できそうです。
カード名は「後悔」「予感」「伝達」など短いものが多く、その下にはキーワードの翻訳と思われる文章が書かれていますが、より深く理解するためにやはり解説書の翻訳に苦労されている方が多数おられるようですね。
海外版のもので日本語解説つきのオラクルカードが徐々にですが発売されていますから、こちらもゆくゆくは発表されるかもしれません。
驚くことにフランス語の解説書しかなく、この程度の翻訳ものしか付属しておらず、また価格もかなり高いのに、イラストにひかれるのか購入された方は多いようです。
もちろん現在ではGoogleレンズのように、さっと翻訳ができるものが出てきているので、何語のカードであっても以前ほど困らなくなってはきています。
それでも尻込みしてしまう人とそうでない人の差があるというのは、この色鉛筆で描かれたような明るくてふわっとしたイラストをいいな、と感じる方がたくさんいらっしゃるということでしょうか。
タロットに慣れている人は使いやすいかも?
今カードではさまざまなモチーフが描かれているのですが、なぜこのモチーフが選ばれているのかいろいろと調べてみるのもおもしろそう。
またカードがタロットと同じサイズ感ですので、ミニ版のカードではなくスタンダードサイズをいつもお使いの方でしたらシャッフルしやすいでしょう。
しかしながらどうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がおすすめ。
「今日の自分の心得を教えてください」というような感じで気軽にチョイスするところからスタートしてみてはいかがですか。
迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。
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