【オラクルカードレビュー】Moon Magick

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はMoon Magickを取り上げます。

月が好きな方向け! コンパクトサイズのカード

実に小さい、手のひらサイズのオラクルカード。
「Deep Moon Messages」とタイトルには添えられていますね。
外箱が黒にシルバーで高級感があります。
こちらはガイドブックも入らず、マグネットで留まるタイプのシンプルな作りの箱に入っているのですが、2023年5月現在、アマゾンでは1400円台で販売されるなど、お財布にやさしいカード。

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どんなカード?

作者は「クィーンオブザムーンオラクル」でも人気のステイシー・デマルコ氏。
メーカーはオーストラリアのRockpool社ですが、同社ではこのタイプのオラクルカードを何種類か発表していて、どれも人気になっています。
今カードもアマゾンのニュー・エイジ部門で上位に入る人気ぶり。

クィーンオブザムーン(月の女王)オラクル」を発表しているデマルコ氏の真骨頂!? ともいえる、新たな月のカードを楽しんでみませんか。

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気になるサイズ感は?

カードの大きさは約5センチ×約10センチと、かなりのポケットサイズ
カードは40枚入りで、オラクルカードの標準的な枚数よりやや少なめ。
しっかりツヤがある仕様なのですが、サイズ的に小さいせいなのか非常にシャッフルがしやすいです。

月相だけではなく神話系のカードも!

新月から満月までの月相のカード、神話系のカードなどがあるようです。
先ほどガイドブックがないと申し上げましたが、使用方法は箱を開けるとフタの裏に書いてあります。
その日その日朝1枚シンプルに引いてくださいね、というようなことが書かれていますよ。

小さいカードなので移動中でも使えそうです。
カードの裏面は月にまつわる美しいデジタルアートになっていて、何と月にウサギがいるかのようなカードもあります。
日本の読者への遊び心かもしれませんね。

月食のカードや夕暮れ時、月と海など、どのカードも大変美しい仕上がり。
すべて違う柄になっているので、いわゆる神経衰弱のように並べて気になるカードを引く、というのでもよさそう。

表側はアファーメーション(肯定的な宣言)となっているのですが、あまり長い英語ではありませんのでご安心ください。
おおむね2~3行ですので、翻訳ソフトで気軽に読めるレベル。
これまで翻訳が面倒と考えていた方にも手を出しやすくなりました。

アファーメーションを心に留める、というのが推奨される使用法だそうですから、英語が苦手であってもまずはじっくり読んでみてください。
さてお気に入りの月の絵柄はどれですか?

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満ちていく月から欠けていく月まで…

アファーメーションの下には月相やMOON GODなど神話に登場する神々が書かれています。

「waxing」と「waning」という表現が登場しますが、前者は満ちていく月、後者は欠けていく月のことだそうです。
つまりnew moon (新月)からスタートし、その後の三日月は「waxing crescent」と表記されるようです。
その後「first quarter (上弦の月)」→ 「waxing bibbous (十三夜)」→ 「full moon (満月)」とすすんでいきます。
満月から次のlast quarter (下弦の月)の間にwaning gibbous (十八夜)、last quarterから次の新月までにwaning crescent (二十六夜)が出てくるということですね。

なお2023年3月に、待望の日本語版が発表になりました。
ガイドブックが封入されていないところや、すべてのカードの柄が違うところは同じですので、お好みでお選びください。

お友達同士で集まった時に、今必要なメッセージを引き合ったりしてみても楽しそうです。
またオラクルカードらしく、今日はなぜかこの絵柄が気になる、というものを選んでみてもおもしろいかもしれません。

迷った時に、自分の行く方向への道標として、ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。