【オラクルカードレビュー】ネコネコ・ルーン・オラクル

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はネコネコ・ルーン・オラクルを取り上げます。

ルーン占いがカードに!

北欧神話でもおなじみのルーン文字がカードになりました
古代ゲルマン民族のアルファベットだったルーン文字。
実は一部今でも使われているとのこと。
そんな実用的な文字としても知られるルーンですが、やはり歴史のある文字ゆえに神秘的な存在と考えられ、呪術にも使われるようになったのが、ルーン占いのルーツではないかと考えられているそうです。

これまでは天然石にルーン文字が刻まれたタイプが主流であり、かさばるし重いと外で鑑定する方には不評でした。
レジンで作成される方も中にはいましたが、量産したものがなくご自身で使う分のみというケースが大半。
持ち運びに便利、という点ではありそうでなかったカードタイプが最近ようやく何種類か発表されるようになってきました。
各カードにルーン文字が書かれていますので、通常のルーンストーンと同じようにさっと引くだけで結果が得られる手軽さがポイントになっています。

作者はPrincesa Reina KIYOさん。
これまでもルノルマンカードをはじめ、素敵なカードを制作されていますが、どれも人気でなかなか手に入りにくいそうです。
今カードはネコたちの日常生活をテーマにしており、かわいいネコの絵柄とともにルーン占いが楽しめるというスタイル。

カードの下部にはルーン文字と文字の名前(ゲルマン式読みとアングロサクソン式読みの併記)が書かれています。
箱ではなくケースに入っていて、解説書は入っていませんが、キーワードが記載されたメインカードと同じ大きさのカードが封入されています。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約9センチ×約6.4センチとトランプぐらいになっています。
裏面は肉球柄の正逆の区別がつく仕様
通常ルーン占いにおいては正逆とらないことが多いようですが、中には逆位置の解釈をする書籍があるとのこと。
このあたりはお好みでどうするかお決めになってもよいのではないでしょうか。

どんなカード?

カードは50枚入りで、通常ルーン文字は24文字+ブランクルーンですから2デッキ入りということですね。
とにかくいろんなネコちゃんたちがいますので、好きなネコのカードだけを使うもよし、混ぜて使うもよしで自由度は高めです。

文字が24しかありませんので、新しく占術を増やしたい方、暗記が苦手な方にもお使いいただけます。
メインのカードを別に使い、サブカードとして合わせ、いわゆるコンビネーションリーディングをするのもおすすめ。

かなり限られたところでしか入手できない!?

カードは比較的なめらかでシャッフルはしやすい仕様。
大きさとしても女性が手にしやすいサイズ感になっていますから、カフェなどで鑑定される場合でも使いやすいでしょう。
ルーン文字がひととおりわかっている方であれば、タロットなどと同じようにスプレッドで複数枚のカードを出して楽しむこともできます。
ぜひ実占用としてガンガン使って目立ってみませんか。

カード占いに慣れている人は、こちらのカードタイプの方がもともとのやり方よりもすんなり入ることができるようです。
タロットやルノルマンと同じような感覚で展開したとしても、文字がシンプルなだけに慣れないとリーディングが難しいと感じる方もいるようですが、ルーン占いの書籍も少しずつ出始めてきていますし、覚えることも少ないのでぜひとも習得しておきたいもの。

ちなみにこちらのカードは現在大変人気になっており、限られたところでしか入手できなくなっているようなのでご注意願います。
まずはしっかり文字を見てリーディングは直感的に、カードから受けるイメージでわかるものもありますから、その感覚を大切にしてみてください。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
仮にカードから受けるイメージと、解説カードの内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感を優先してみてくださいね。

少ない枚数ながら、なかなかしっかりした回答を出してくれます。
これから使ってみようかな、とお考えの方はご検討ください。