現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はパワーストーン・オラクルカードを取り上げます。
人気のパワーストーンが勢ぞろい!
「石の力をとじ込めた魔法のカード60枚セット」とあります。
40数枚のオラクルデッキが多い中で、60枚も入っているのが、パワーストーンファン、オラクルカードファンにはうれしいですね。
発売は2010年とのことですが、人気のストーン・セラピストである森村あこ氏の本ということで、同氏のファンだけではなく、これから占いを学ぶにあたり同氏の本で勉強した、という人たちからも熱い支持を受けているのだとか。
当然のことながら、オラクルカードとして質問の答えを得るだけではなく、パワーストーンと同様に使える「石の力をとじ込めたカード」ということで、なかなか手に入らない石をお守りにすることもできるのです。
また恋愛のお願いをするからこの石、というように選んで持つのもおすすめだとのこと。
さすがに60種類となると、よく知られたパワーストーンだけではなく「こんなものもあるのか」とびっくりするようなレアストーンも含まれています。
ながめているだけでも美しいため、実占用ではなくコレクション用としてお求めになった方もいるそうです。
気になるサイズ感は?
カードの大きさは約9センチ×約14.5センチと、オラクルカードとしても大きい部類となります。
裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。
どんなカード?
カードには石の名前・写真・意味・メッセージが書いてある仕様ですが、通し番号はありません。
そのためカード類を数秘術と合わせて使っている方からは、使いづらいというご意見もありました。
オラクルカードは英語で書かれているものが多く、意味がよくわからないとか、いちいち解説本を開いて意味を知らないと、と尻込みしてしまう方が少なくありません。
ですがこちらは日本語表記ですから、すぐに何を言わんとしているかわかりますね。
カード上のメッセージは比較的詳しく書かれていて、洋モノのカードにあるような、1行程度の簡易なものではないため、解説書を使わずに占うこともでき便利。
白ベースのカードのため写真や説明が映えるようになっており、枠の装飾や石名のところの楕円状の背景などは緑系の石には緑系と合わせてあるのが特徴的です。
ただし水晶のような比較的白っぽい石に対しては、水色系統が使われています。
なおチャクラとカードの対応について説明があるのもうれしいところ。
1枚引き、3枚引きといった基本的なものから、本格的なスプレッドまで紹介がありますので、上級者さんでも楽しめますよ。
解説書は150ページ超の大ボリュームで、カード上の解説だけではなく、より深く掘り下げたい時にじっくり読み解いてみてはいかがでしょう。
待望のリニューアル版も発売!
先ほども申し上げたように、カードがだいぶ大きめですので、オラクルカードに慣れている方であっても、シャッフルしづらいと感じるかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引く、あるいは上から何枚めと指定して引くという形がよいでしょう。
「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそう。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみましょう。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
仮にカードから受けるイメージと、解説書の内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感を大切にしてみてくださいね。
迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。
なおこちらのカードは現在絶版になっていますが、2023年12月に待望のリニューアル版が発売となりました。
カードの枚数もさらに増え、限定カードつきのバージョンもあるといいますから、絶版前に手に入れることができなかった方は要注目ですよ。