現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はサイキックリーディングカードを取り上げます。
Amazonの人気ランキングでも上位!
鮮やかなフェニックスの外箱に惹きつけられるカード。
アマゾンのニューエイジランキングでもトップ5入りするなど大注目です。
メーカーはオーストラリアのRockpool社。
スピリチュアル系の本やオラクルカードなどを中心に扱う出版社です。
オラクルカードのサイズ感が比較的大きめ、というイメージが強いですが、一方で「Moon Magick」に代表されるミニサイズのカードも発売し、お求めやすい価格でファンをつかんでいるようです。
作者はDebbie Malone氏。
オーストラリアでサイキック・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど注目の存在。
何と超能力捜査官としても活躍されているそうです。
他にも魅力的なオラクルカードを多数制作されていますよ。
とりわけエンジェル系のカードを中心に作品を発表していますので、天使ものがお好きな方には人気があるようですね。
イラストはルーマニア出身のデジタルアーティスト、Amalia Chitulescu氏が担当しています。
写真とデジタルペイントを組み合わせて作品を作り出すのがお得意なようです。
2023年3月には待望の日本語版も発売になりましたね。
日本語版は英語版より価格面がだいぶアップしたのですが、絵柄は同じであるため、価格をおさえたい方はRockpool社の英語版を使い、翻訳ソフトなどで理解しているとのことです。
気になるサイズ感は?
カードの大きさは約10センチ×約14センチと、オラクルカードとしては大きめの部類に入ります。
しかしながらカードがやや薄手なので、シャッフル時に気をつかうという方も。
裏面は正逆の区別がつかない仕様になっていますが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。
どんなカード?
カードは36枚入りで、オラクルカードの標準的な枚数よりは少なくなっており、せっかく美しい絵柄なのに物足りない、というご意見もあるようですね。
ところでオラクルカードは、高次の存在からのお言葉をいただく、というのが主たる目的なのですが、ただ絵を見ているだけではよくわからない、と感じる方も多いのではないでしょうか。
特にタロットに親しんだことがある方なら、カードの中のシンボルから読み解く方がわかりやすい、と感じることもあるかもしれません。
世の中スピリチュアルなサインやシンボルなどがあふれていると言われているのに、実際それにさっと気づける方はまだまだ少ない印象。
仮に気づいたとしても気のせいだと思ってスルーしてしまう、または忙しすぎて気づかない、ということがしばしば起こり得るのですね。
そこでこちらのカードで、サインから解釈してみましょう、というわけです。
スタンダードなコンセプトではありますが、やはり絵の美しさに惹かれて購入される方が多いようです。
またタイトルの「サイキック」というワードを見ると、かなりスピリチュアル系に寄ったカードという印象があります。
そしてたいていの方が自分にはサイキックの能力などはない、そういうのは特別な人だけだろう、と感じるのではないでしょうか。
しかし実際はその「スピリチュアルなサインやシンボル」は見つけられ、解き明かされるのを待っているのだ、というのです。
自分が行きたい方向に視点をうつし、その道を邪魔するものをとりのぞいていきましょう。
そしてこのカードを使うことでクレヤボヤンス(透視能力)も磨かれてくるとのことですから、鑑定でよりメッセージをキャッチする能力をアップさせたい、とお考えの方にぴったり。
宇宙とつながるイメージでデザインされたという、美しい絵柄に癒やされながら使いこなしていきましょう。
英語版の解説書は100ページ弱ありますが、最近では翻訳ソフトもグレードアップしていますし、以前より簡単に翻訳ができるようなものも発表されていて、ぐっとハードルが低くなりました。
もちろん絵から読み解く形でも問題ありません。
タイトルに「サイキック」と入っていることを思い出してくださいね。
しっかりしたボックスに入っている割には、比較的価格が良心的でありがたい、という意見が多いようですね。
しかも解説書がフルカラーで、このお値段で本当にいいのか、という驚きの声も。
ただし日本語版は先ほども申し上げたようにかなり割高になりますので、どうしても翻訳がめんどうな方以外は英語版の方がおすすめです。
カードが大きすぎるので鑑賞向け!?
カードがかなり大きめですので、オラクルカードに慣れている方でもシャッフルしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
オラクルカードですので、「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそうです。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
絵が大きく楽しめるので、鑑賞用にしている方も多いそうです。
このあたりは好みがわかれそうですね。
迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。