【オラクルカードレビュー】シークレット・ランゲージ・オブ・ライト

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はシークレット・ランゲージ・オブ・ライトを取り上げます。

グラデーションに光

外パッケージは多色のグラデーションの中心に光がさしたような幻想的なデザイン。
魂のメッセージ、魂の光がコンセプトになっているようです。

自分の中にもともとある、愛や充足感といったものを生み出すチカラ。
このカードを使うことで眠っている潜在能力を引き出していこうというのですね。

「ランゲージ・オブ・ライト」すなわち光の言語というのは、どうやら自分の魂へとつながる道すじを照らすためのもの、というニュアンスのようです。
神聖な輝きを持つ光が、魂へと続いていくのでしょう。

メーカーはアメリカのUS GAMES SYSTEMS
老舗メーカーの商品で安心感があります。
作者はデニス・ジャーヴィー氏

付属の英文解説書は150ページ超におよぶ大ボリューム。
幻想的なパッケージが気になって購入した方も多いよう。
ただ光が中心のカードになっていて、モチーフ的なものが少ないので、読み取りが難しいというお声もあります。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約9.5センチ×約14センチと、オラクルカードとしてはだいぶ大きめになっています。
裏面は正逆の区別がつきにくくなってはいますが、よく見ると上下がわかります
ただ一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。

どんなカード?

カードは45枚入りと、一般的なオラクルカードとほぼ同等ですね。
神々しい光が印象的な「HEALING」、センターに陰陽のおなじみのマーク「NOTHING HAS GONE WRONG」、濃紺の地に赤いバラの「SENSITIVITY」、黄金の剣のような「LET GO」など、ながめているだけでも浄化されていくような気持ちになれます。

ちなみにこの「LET GO (手放す)」というのは、かなりさまざまなオラクルカードにも登場するワード。
昨今の断捨離ブームにもあるように、不要なものを手放し新たに迎え入れるスペースを作ることが重要であることがうかがえます。

最近よく見られる、タテ向きとヨコ向きのカードが混在するタイプ
残念なことに箱がガイドブックに合わせたサイズになっているため、カードと箱の間にすきまができてしまう仕様です。
そのためにカードが傷むのではないかと敬遠する方もおられるとのこと。
ちなみに美しすぎて実占用にするにはもったいないと、コレクションアイテムとして持たれている方もいるようです。

ついに待望の日本語版も!

先ほども記載したようにカードがだいぶ大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
オラクルカードですので、「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそうです。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみてください。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
仮にカードから受けるイメージと、解説書の内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感を大切にしてみてくださいね。

迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。

2023年11月に待望の日本語版が発売となりました。
翻訳をするのが手間で見送っていた方には朗報ですね。
好みにより英語版日本語版をお選びください。

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