【オラクルカードレビュー】聖なることづてカード

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回は聖なることづてカードを取り上げます。

顔のない天使?

顔のない天使? のやさしい色彩の外箱をご存知の方も多いかもしれません。
作者は倫*Rinアート氏
闇と光を調和するわたしの中の“愛アム”からのメッセージ、というのがコンセプトのようです。
天からの通信手段として今カードを用いてください、とのことですから、オラクルカードそのままなのですが、その独特なタッチのイラストが非常に印象的です。

どうやら色彩には大きな意味があるようです。
そして顔がないことにも意味があるようです。
サン・アンド・ムーン・タロット」でも人物の顔が描かれていませんでした。
見る人によりいろいろな表情が見えてくるから、ということでしょう。

そして今カードはカード上のメッセージが日本語で書かれています。
オラクルカードは英語で書かれているものが多く、意味がよくわからないとか、いちいち解説本を開いて意味を知らないと、と尻込みしてしまう方が少なくありません。
日本語が入っているとすぐに何を言わんとしているかわかりますね。
解説用紙がカードの他に1枚入っているシンプルな仕様です。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約6センチ×約9センチと、トランプくらい。
裏面はグラデーションになっており、正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。

どんなカード?

カードは36枚入りで、一般的なオラクルカードよりやや少なめ
上部に通し番号とカード名、下部にはメッセージが書かれています。
迷ったり悩んだりした時、友達にも相談できないなら、このカードに助けを求めてよいのです。

なおどちらかというと鑑定に使うよりは、自分自身に対して使う方がよさそう、というご意見がありました。
カードには天使の他、ユニコーンや龍なども描かれていますが、黒ベースの背景に鮮やかな色彩が大変美しいものになっています。
美しすぎて実占用にするにはもったいないと、コレクションアイテムとして持たれている方もいるようです。

続編も登場し大人気!

カードがトランプサイズで、しかも枚数が少ないのでシャッフルはしやすいと評判です。
一般的なオラクルカードのように横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引く形でもよいし、自分の好きな数字が7なら7枚めを引く、という形でもOK。
オラクルカードですので、「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそうです。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみてください。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
ただ今カードでは下にメッセージがあるので、素直にメッセージを読んでしまっても問題はないよう。

迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。

なおこちらのカードの続編として「智慧なることづてカード」も発表されたそうですが、非常に人気のため現在品切れとなっているとのことです。
ふたつのカードはリンクして使えるようになっているそうですから、気になる方は合わせ使いをしてみてはいかがでしょうか。