多くの”占いを始めたい”人からのリクエストにお応えしてスタートした「占い1年生」シリーズ。
今回はその中より、占いの仕事から行動を起こす流れについてご紹介してまいります。
占いを仕事にすると決めた後につなげる行動は?
多くの仕事の中から「占いの仕事をする」と決めて、そのために
占いの本を読む!
占いの講座で勉強する!
SNSで鑑定する!
というような行動をみなさんしていますね。
何かをする選択から、そこに向かう行動を起こす、というのは、占いに限らず多くの人が普通にしていることです。
その積み重ねで「今」が作られてきていることは言うまでもありません。
では決めてから行動する、というこの一連の流れは何のために行われるのでしょうか?
もちろん「目標を達成するため」でありましょう。
しかし別の見方をするのであれば、自分が信じていることが正しい! ということを立証するためだ、と考えることができます。
みなさんはどんなことを立証しますか?
たとえば占い師になる! と決めた時。
自分のテクニックが今のままではイマイチだから、◯◯先生の講座を受けよう! と申込みをしました。
実際講座に出て規定の時間学びました。
質疑応答の時間も、もれなく挙手してもやもやしていた部分を解消しました。
さてこれはどんなことが正しいと立証するための行動なのでしょうか?
ある人は「占い師になるために、ありとあらゆることをやったら、絶対に占い師になることができる」ということを立証するために行っている。
またある人は「占い師になるために、いろいろやったとしてもなれない可能性がある」ということを立証するために行っている。
みなさんはどちらでしょうか?
どんな「前提」で行動していますか?
いずれもポジティブないしネガティブなベース部分がある、ということがおわかりいただけるでしょう。
要はどちらが前提に含まれるか? が大切であり、これが長い間「決めて行動を起こす」という一連の流れを繰り返すうちに、及ぼす影響がずいぶんと違ったものになり得るということ。
1日1回SNSに今日のメッセージをあげてみましょう、という例も同様です。
「毎日今日はこんな日だ、とカードを示していたら、そのカード素敵ですね、どこで売っているんですか? という、見た人からの反応があるかも」と思うのか?
「毎日今日はこんな日だ、とカードに出してみても、お客が増えるわけではないよね」と思うのか?
仮に後者であるとするならば、そのうち「毎日カードを出しても何も変わらない」ということを立証することになってしまって、変化がない理由を探し続け「だから言ったじゃない」とぼやく結果になってしまうのです。
自分の信念を定期的に見直そう
結果を変えたいのであれば、このベースになる部分を変化させなければなりません。
つまり「自分はこれが正しいと信じている!! 」という部分ですよね。
さてみなさんのベースはどんなところですか?
知らず知らずのうちにベースがおかしな内容に変わってしまってはいないでしょうか?
今一度冷静に、落ち着いて自分の進む方向を再確認しましょう。