占い業界にすすみたい!
趣味の領域からプロを目指したい!
そんな思いを持つ方に、占い業界にすすむために何が必要なのか解説いたします。
前回までの内容はコチラです。
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求人票で一番みなさんが気にする「年齢」ですが…
占い業界においては、年齢が高い方が有利といわれているようです。
確かに年齢の高い占い師が多く在籍しているところもあります。
いわゆる「老舗」と呼ばれているような、古くからある占いの店では、勤続○○年とか、これまでの鑑定人数○万人、というような数字で表されているのを見たことがあるかもしれませんね。
テレビの占い番組でも、極端に若い人はあまり見られません。
ですので、一般企業で年齢を気にしがちな人でも、占い業界では仕事ができる可能性があるのです。
若い方が有利とも限らない!?
一般企業の場合、定年まで長く勤めてもらいたいとか、仕事を教える側の年齢層より上の人だと教えづらいとか、長期キャリア育成のためだとか、さまざまな理由により若い世代を採用したがる傾向があるといいます。
そのため中途採用の場でも、若い人には負けないという闘志むき出しの応募者がいるなどという話も。
昨今ではシニア世代をより有効に活用しようという動きも出てきていますが、年齢の高い層を求めるにはそれなりの理由も存在するのです。
そこでものを言うのは「経験値」。
すなわち若い層が経験していないであろうことを、この世代は経験済み、よくわかっている、こういう部分に必要を感じた時に選ばれる可能性が高くなるというわけですね。
占いの世界でもそれは同様であり、若い世代では経験している人が少ない嫁・姑問題や、子育ての悩み、家事分担についての問題や、介護の話など、かなり深い知識や経験が求められるデリケートな相談への対応がとりわけ重要視されているのではないでしょうか。
もちろん複雑な人間関係や職場の悩みなどに関しても、若い世代よりも経験がありそうですよね。
ですから無理に若い世代と張り合ったりしなくてもよいのです。
最近増えているSNSでのスカウト
占い師が即戦力としてSNSのDMなどでスカウトを受ける事例も見受けられますが、これも未経験や経験の浅い占い師では育てるのに時間がかかるとか、うまく立ち回れないとか、そういった事情もあり、即お悩み解決に動ける人を、ということで業者も動くのです。
占いの仕事に応募する時には、その占い業者がどんな人材を求めているのかよく調べる方がよいという話はいたしましたが、要はその「求めている人材」に自分が合致していて、自分を採用すれば強化しようと思っているジャンルのお悩み解決にひと役買うことができますよ、というアピールをしやすくなるということ。
専門知識を活かす or 少ないところに入り込む
今は恋愛のお悩みが主流ですので、恋愛の悩みならどんな複雑な内容であってもおまかせ、といえるぐらい、専門知識や相談実績があると強みとして出していけるでしょう。
恋愛のお悩みは多いが、対応できる占い師が少ない、という場合には特に有利になりそう。
逆に恋愛の悩みにはそこそこみんな対応できるけれども、仕事や対人関係は少し弱い…、という場合であれば、そういった悩みに強くなればよいということです。
占術に関してもしかりで、タロットをできる人はいるけれども他のカード類ができる人がいないとか、相術(手相や人相など)ができる人が少ない、といった時に対応できるのかどうか、ということも関係してきます。
長く占いのことを学んできたり、趣味でやってきたりしたなら、複数の占術を自在に扱える人もいるので、そういう方は実際占い業界に入ったとしても戦力とみなされるでしょう。
これまでのノウハウがムダになることはないのです。
また苦手意識があり、今まであまりやってこなかった占術や相談ジャンルについても、後追いで学び、扱えるようになることも大切です。
今まだ勉強中ですが、とことわった上で、占い業界に身をおきながら学び続けている先輩たちもいらっしゃいますよ。
自分はどんなことが得意で、どんな占いに知識が深いか、占い業界に応募する前にしっかり確認しておきましょう。
これから占い業界に挑戦してみようと思う方の参考になれば幸いです。
