占い業界で働く! こんなことにも注目しよう~占い業界へ転身する注意点~

占い業界で働く!
趣味の領域からプロを目指す!
そう決意した方が占い業界にすすむために、ぜひ知っておいてほしいことを解説いたします。

前回は占い業界は規模がすべてではない、というお話をいたしました。

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専業で行くのか兼業で行くのか

今の仕事を残したまま兼業で占い業界に行く人。
占い業界1本にしぼる人。

今このご時世で仕事に対する決断をする人は、どんな人であっても勇気ある一歩を踏み出しているといえます。
しかしどのようないきさつで踏み出した一歩であっても、前職のことは必要以上に引きずらないことが大切です。

今の仕事を残しながら占い業界にすすむ人でも、中には占いの仕事の方が稼げることになれば、本業を辞めて占い1本で勝負しようと考えているかもしれません。
その場合も、あまり相手との関係を悪化させないように気を配る必要があります
もちろん前職がイマイチだったり、どうしようもなかったり、といった理由で決断することはあるでしょう。
ですがそこはやはり「縁のあったところ」
その場所をチョイスしたのは過去の自分であり、その選択があってこそ今の自分がいるのです。
過去の自分を否定する形になってしまうのはとても悲しいことですよね。
横できいている側も楽しい気持ちにはなりにくいでしょう。

仮に占い業界で有名な人になれたら…

占いの道で成功することは並大抵のことではないかもしれませんが、仮に世間から占い業界注目のひと、ということで紹介された時に、前の会社の悪口などネガティブな話ばかりしたらどうでしょうか?
「こんな人に鑑定されたくないなあ」と思われるのではないでしょうか?
それよりもいろいろ苦労はしたけれども、それがあって今の自分がある、あの時苦労してよかったのだと胸を張って語れる人になっていただきたいですね。

前職でつらい思いをしていても、ここで一発逆転を狙うと決めたなら、少しくらいのことには耐えてみましょう。
業界を変えても同じようなことで問題が起こってくるとしたら、それはご自身の中に問題があるのかもしれません。
専門のカウンセリングを受けたり、逆に他の占い師に相談することで気づきを得たり、という選択肢をとることもできます。

また思い切って占い業界に入るまでの間、ゆっくり休息期間をとるというのも一案です。
一般企業にいた方であれば、有休を消化する形をとることもできるでしょう。
この期間を使ってじっくりとデトックスやリフレッシュ、リトリートなどに精を出してみるのです。

仕事に邁進してきた方ほど、休めと言われても何をしたらいいかわからないから、仕事をする方が楽だとおっしゃる傾向があるようです。
しかしオンとオフのバランスはとても重要。
とりわけネガティブ度が深刻な相談を持ち込まれがちな占い業界にあっては、早い段階で体調を崩してしまう方もいるのです。
だからこそしっかりと体を休め、やる気バリバリな状態で業界の門をくぐることをおすすめします。

占い業界にいらっしゃるのは、必ずしもいいお客さまばかりではありません。
職場の人間関係とも違う、独特の難しさを感じる、とおっしゃる方もいます。
占いのプロも通うような勉強会や講座に参加している方は、横のつながりを作っておき、そういう時にどう対処しているかきいてみるのもよいでしょう。
必要以上に不安がる必要もありませんが、カラ元気は避けた方が賢明です。

なお当然のことながら、占い業界から採用の連絡がきたならば、一般企業と同様に早めにお返事をすることにしましょう。
複数の業者を受けている場合には、その旨も正直に話すようにしてください。
特に占い業界は狭いので、きちんと正直に素直に話した方がよいのです。
ウソいつわりが多いと、業界にもいづらくなってしまいますから十分注意しましょう。