【占い1年生】お客さまを幸せにするためには、まず占い師側が幸せでなければ!

多くの”占いを始めたい”人からのリクエストにお応えしてスタートする「占い1年生」シリーズ。
今回はその中より、占い師のマインドについてご紹介してまいります。

占い師側のマインドはお客さまにも伝わる!

どうしてなのかわかりませんが、なぜか占い師側の気持ち、マインドは鑑定の場に出てきてしまいます
家庭の中が荒れていたり、恋人に別れを告げられ気持ちの整理がつかなかったりすれば、何となくネガティブなものがまわりを飛び交ってしまう、ということなのかもしれませんね。

そしてもれなくバッチリお客さまに伝わってしまいます。
「この先生、何かイヤだな」
とお客さまが感じてしまえば次はなくなってしまいます。
ですからまずは占い師側が幸せでなければいけません

では幸せって何?

それでは幸せとは何でしょうか?
もちろんひとりひとり違います。
では質問を変えます。
みなさんは誰の幸せを追いかけていますか?

まだピンとこない人もいるかもしれません。
しかしこんなことはないでしょうか?

何となく占い師になるべき方向性は見えてきた、でも何か満たされていないし、幸せだと自覚していない
占い師になりたいけど、どうやってなったらいいのか、いろいろ方法論はきいたけど落とし込めないし、幸せだなあとは到底思えない

こういう時にいったん立ち止まって考えてみていただきたいのです。
いったい誰の幸せを追いかけているのか、と。

大黒摩季さんの「あなただけ見つめてる」という曲をご存知でしょう。
あの歌詞を思い出していただくと、何となく伝わるかもしれません。

(自分じゃない)誰かが喜ぶから
それが幸せだから

というお気持ちがどこかにありませんか?

人の幸せではなく、自分の幸せを追求!

たとえば親御さんが安定した仕事についてもらいたい、と強く希望していて公務員を続けているが、本当は占いで身を立てていきたい、という場合。
公務員を続けることで親は喜ぶ、それが幸せだから、と思ってしまっていると苦しくなってしまいます。
そう、親御さんは幸せかもしれませんが、当のご本人は幸せではない、ということ。
なぜなら人が決めた、つまり「他人の人生」を歩む形になってしまっているからです。

本当に大切なのは、自分が心から幸せと思えるかどうかなのです。
人生は自分のものです。
他人に必要以上に脚色されるようなことがあってはなりません。
まずはご自身が本当に幸せと感じるものは何なのか、どんなシチュエーションなのか。
紙に書き出してみるのもよいですね。

自分の本当の望みではないものを反芻しつづければ、当然それが自分に返ってきてしまうことになります。
自分が本当にやりたいこと、叶えたいことだけを繰り返し望むように心がけてみてください。

そして幸せだなあという気持ちを持ってお客さまに向きあえば、その幸福感は必ずお客さまにも伝わります
「この先生に相談してよかった」
きっとそう思っていただくことができますよ。