類は友を呼ぶ、ということは…
よく類は友を呼ぶ、と申します。
そう考えると占い師になりたいなら、占い師とつきあうのが一番の早道。
そして売れる占い師になりたいなら、売れている占い師と友達になるのがおすすめです。
こんな時、みなさんはどんなタイプになる?
今イマイチ売れていない、あるいはこれから占い師としてやっていきたい、と考えているみなさんにちょっと考えていただきたいことがあります。
たとえばちょっとうまくいかなくてモヤモヤすることがあったとします。
そのモヤモヤを解消するのにどのくらいの時間がかかっているでしょうか?
数時間で忘れてしまう人
翌日になったら忘れている人
何週間も引きずっている人
さまざまな人がいると思います。
なぜこのような差があるのでしょうか?
いわゆる自己肯定感の高い方ほど、モヤモヤしてもすぐに忘れる傾向があるようです。
「人間だからまあああいう意見もあるよね」と他人を容認することができるので、モヤモヤしたものを引きずらないのでしょう。
しかしそれだけではなく、どうやらまわりにいる人の影響で現実が変わる、という考え方があるようなのです。
こんな時どうする?
たとえば転職を考えている人がいるとします。
転職を考えている人が集まるセミナーの休憩時間に、席の近い人同士で会話が始まりました。
「何かさー、ロクな求人なくない?」
「ホントですよねー、昔はこんなんじゃなかった」
「給与欄とか見てひっくり返りそうになりましたわ」
「こんなんだったらどこも選べないよねー」
誰ひとりとして転職に関して肯定的なイメージで話をしていません。
こうなってしまうと、転職に関してはネガティブな方向に現実が転んでいってしまうのだといいます。
この会話では、参加者の頭の中に
ロクでもない転職先だけが並んでいて、しかも安月給
誰からも選ばれないカスのような求人票ばかり
というようなイメージだけが残ってしまうのだそう。
そういうイメージを繰り返し繰り返し思い返すことで、強く「そういう現実を引き寄せてしまう」というのですから恐ろしいことです。
占い業界にあてはめると…?
ここから考えるに、占い師として絶対に成功するんだ、と心に決めたならば、まわりの環境もしっかりさせないといけないということです。
駆け出しの占い師さん同士で「お互いがんばろうね」と切磋琢磨できる状況であれば別ですが、
「何か最近お客さん少なくなったよねー」
「ホントだねー、景気がよくないせいかな」
「もしかして今この占術流行らないのかなー」
「ホント最悪だよねー」
のようなグチ大会になってしまうのであれば、そういう方たちとつるんではなりません。
占い師としてイマイチだ、というお悩みを何度も思い出させてしまうような環境に身をおいていれば、まちがいなくそのお悩みは増幅してしまいます。
そしてそれがカンタンには解消しなくなるのです。
それならばむしろこれを逆手にとって、一緒にいて元気をもらえる人や、自分を認めてくれる人、尊敬できる人と一緒にいた方がよいでしょう。
「何か最近お客さん少なくなったよねー」
「そうかな? もしかして待機する時間とか曜日が関係してるんじゃない? いろんな時間に待機して試してみたら?」
「もしかして今この占術流行らないのかなー」
「そんなことないでしょう。その占術のよさが伝わってないだけじゃないかな。ブログとかで魅力を発信してみたらどう?」
このように、自分を認め新たな方向性を提示してくれるような人とつながることで、逆に現実が変化していくのです。
自分がやりたいことにスポットを当てて、その分野で上にいる人と可能な限りつながることをおすすめします。
占い師にこれからなろう、と思う人はすでに占い師になっている人と、成功する占い師になりたい、と思う人は占い師として成功している人とつながるようにするのです。
占いの講座をやりたいと考えているなら、占いの講座で評価されている人とつながるということですね。
もちろんつながっているだけではなく、どんどんその方と話をすること。
金持ちになりたいなら金持ちとつきあえ、とよく言われているのも同じ理屈なのです。
ひとりで悩んでいても解決できない、でも自分よりもレベルの高い人と一緒にいることで解決のヒントが得られ、あっさり前にすすめるのです。
ですので現実を変えたいなら、まわりの環境、つきあう人間を変えることが重要。
共感するならレベルの高い人。
これをよく覚えておきましょう。