【占い1年生】無料から有料へ誘導できない! と感じるなら

多くの”占いを仕事にしたい”人からのリクエストにお応えしてスタートした「占い1年生」シリーズ。
今回はその中より、無料鑑定から有料にシフトすることについてご紹介してまいります。

無料鑑定で修行をつんだら有料鑑定へ…

無料鑑定をたたき台に、徐々に自分の考えた占いメニューを有料で購入してもらう、というのが最終目標。
ですが多くの方が無料のまま抜け出せなかったり、お客さまを失うことが怖いがゆえに、有料メニューを作っているにもかかわらずおすすめしきれていない、というお悩みをかかえているようですね。
まずは過去記事からおさらいしてみてください。

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ところでなぜ無料鑑定から抜け出せないのでしょうか?
過去記事でもお話しているように、ある程度期間や人数を決めて無料鑑定をやめ、有料に移行することが望ましいと考えられています。

SNSをしていない場合、あるいは日常的に友人・知人を占っている場合には、新たに募集するよりもすでに見知った人を通じて人を集めてもらう方が多いかもしれません。
ちょっとした相談からディープな相談までいろいろと集まってくるでしょう。
中には「これ無料でやるのちょっときついな」と感じるような、どろどろした内容のものもあったりするとききます。

当然見知った関係が相手ということになれば、あまりお金のことであれこれ言いたくない、という気持ちが先に立つことでしょう。
中には親類経由で来た方がいたりして、親類の手前、お金の話をするとあとで親類の耳に入って怒られるのでは、と感じることもあるそう。
しかし「親しき中にも礼儀あり」です。
タダでやってくれるんでしょ、というノリでくる方に関しては、一度立ち止まって考えてみてください。

仮にまだ無料鑑定の修行期間中(人数制限内も含む)であるならば、無料で受けることは問題ないでしょうが、すでにその期間が終わっているなら、ご自身の中でもきちんと線引きをする必要があります。
占い求人に応募後行われるオーディションにおいても、鑑定実績についてはたいていきかれるものですが「無料で占った期間は実績に含めない」とする業者さんもあります。
もしもすでにオーディションに通っていて、何らかの鑑定をしている立場であるなら「プロ」になるわけですので、本来は無料で鑑定すべきではない、と多くの業界の先輩方がおっしゃっています。

有料で鑑定している実績があるなら自信を持って「無料ではできない」とお断りしましょう。
値段が高い、ともし言われたら、コスパがいいなと感じるようなボリュームにすればよいのです。

飲食店で「この定食高いから◯◯円にしてよ」と言う人はまずいませんよね?
それと同じことなのです。
にもかかわらず高いだの、値段下げろだのと言っているということは、みなさんを低く見ているということに他なりません。
この人は私よりも下だから、何でも言うことをきいてくれる、などと思われていたらたまったものではありません。
そういう方とは距離をとるなり、ワンコインならワンコインなりの内容までボリュームを下げるなりするのが得策といえるでしょう。

どうしてもお金をもらうのは気が引ける…

それでもどうしてもお金をもらえない、という場合はどうすればよいのでしょうか。
たとえばどこかのカフェで鑑定をするかわりに、ご自身のドリンクを先方に支払ってもらうとか、ドリンクだけでは安いなというのであれば、ランチ代を出していただくなど工夫してみては?
お金でなくそういった「消えもの」になった場合であっても、最終的にコスパのいい本格的な占いを提供することに終始すればよいのです。
あるいはだいたい1000円くらいの占いメニューだとするなら、同じくらいの価格のお菓子やハンカチなどを買っていただく、というのでもよいですね。
どう考えても占いを提供する側が損をしている、という図式にならないようにしましょう。

仮にそんなのではイヤだとか、どうしても無料でないと、という言い方をする方がいるとするなら、みなさんの価値をおとしめる者として即座に距離をとりましょう

それにより「あいつはたいした占いもしないくせに高い金をとろうとしている」などと、あちこちで言いふらされるのでは、と不安になるかもしれませんが、そういう方に神経をくだくよりも、みなさんの占いで元気になってくれる、喜んでくれるお客さまに対して時間をかけるべきです。
そのような「自分のファン」になってくれるお客さまのために、誠実に占い活動を続けていきましょう。